グーグルは11日、2023年に日本国内での検索が前年より急上昇した言葉のランキングを発表した。都道府県別ランキングで、栃木県の1位は「県議会議員選挙」だった。4月9日に投開票があり、選挙期間を中心に高い注目を集めたとみられる。このほか大規模火災や、テレビなどで取り上げられた施設や食がランクインした。

 2位は「郷土料理」。栃木県が6月に公表した、郷土料理「しもつかれ」に関する全国規模の調査結果が影響したとみられる。栃木県以外では4割以下の地域にしか、似た郷土料理が存在しないことが判明するなどし、注目を集めた。

 3位は「子ども総合科学館 竜巻」。企業のウェブ戦略構築支援などを手がけるRevision(リビジョン、宇都宮市)の山川晃太郎(やまかわこうたろう)最高経営責任者(CEO)によると、7月ごろから上昇した。同館によると、7月に人気の気象予報士、依田司(よだつかさ)さんがニュース番組のロケで訪れ、クイズを交えて竜巻発生のメカニズムを学べるコーナーを紹介したという。

 4位は「渡良瀬遊水地 火事」。今年は乾燥も相まって、渡良瀬遊水地では火災が相次いだ。1月下旬に発生した火災は鎮火まで約9時間もかかった。

 5位は「コッペパン」。山川CEOによると、10月初旬の一時期だけ、下野市のコッペパンを扱う飲食店の検索が急上昇した。テレビのバラエティー番組で紹介されたことが影響したとみられる。

 山川CEOは「注目を集めた出来事だけでなく、メディアの露出も結果に影響した」と分析している。

 全国では、ジャンル別のランキングが公表され、スポーツは「WBC」、人物では「市川猿之助」、映画では「君たちはどう生きるか」がランクインするなどした。

 調査対象期間は1月1日から11月20日。