市不登校支援フォーラムの講話で支援のあり方について考えを深める参加者

 【佐野】不登校の子どもへの支援を考える「市不登校支援フォーラム」が4日、浅沼町の市勤労者会館で開かれた。不登校の児童生徒が増加傾向にある市内で、保護者同士が悩みを共有できる場を設けようと、市教委が初めて企画した。この日は保護者や支援機関関係者ら計約70人が参加し、支援のあり方について理解を深めた。

 文科省の定義では、病気などを除き年間30日以上欠席した児童生徒を不登校としている。市内では2017年度、児童生徒数は13年度に比べ541人減ったが、不登校の児童生徒は逆に36人増えるなど、増加する不登校への対応が課題となっている。

 フォーラムでは市教育センターのスクールソーシャルワーカー大山裕明(おおやまひろあき)さんらが講話を行った。不登校は環境次第でどの子にも起こりうることを指摘し、「問題行動と判断してはいけない」と強調。不登校の解消よりも不安の解消を目指すことが重要だと説明した。