同居を始めたハシビロコウ

 【那須】ハシビロコウの繁殖に取り組む大島の那須どうぶつ王国は4日、9月中旬に来園した雄の「ボンゴ」と雌の「カシシ」を同園内のウェットランドで同居させ、一般公開を始めた。やや離れた距離から視線を合わせるなど2羽は初々しい様子で、訪れた来園客がほほ笑ましく見守った。

 Web写真館に別カットの写真

 同園は2017年11月からハシビロコウの繁殖に取り組んでいる。雄のボンゴは9月17日に姉妹園の神戸どうぶつ王国から来園。雌のカシシと隣り合わせの飼育舎でしばらくお見合いをさせ、おじぎをし合うなどの親しげなしぐさが見られたことから同居を始めた。

 しかし新婚生活はぎこちない雰囲気でスタート。雌のカシシがボンゴに急接近すると、人見知りなのかボンゴは羽を開いて威嚇。その後は視線こそ交わしたものの、つかず離れずの関係が続いた。

 飼育員の松田英和(まつだひでかず)さん(39)は「雌の方が積極的かもしれない。まだお互い緊張しているようなので焦らず見守りたい」と話した。