国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む那須町大島の那須どうぶつ王国(佐藤哲也(さとうてつや)園長)は10日、飼育している2羽のうち、1羽が8日午後10時ごろに新たに死んだと発表した。残りの1羽は現在のところ順調に発育しているという。

 同園によると今回死んだ1羽は同日午後1時ごろ、ふらつきや転倒をするようになり、自力で立てなくなったという。保温した育雛(すう)箱に移し、強制的に給餌などを行ったが、回復しなかった。同日朝には体重の減少が見られたことから同園は「十分な餌の量を摂取していなかったことによる低血糖症の可能性もある」としている。

 同園では4~5日にひな3羽が生まれたが、7日にも1羽が死んでいる。