日光唐辛子を収穫しよう 日光・山久保地区で農業体験開催へ

 【日光】里山集落で田舎暮らしを−。農業を通して山久保地区の魅力を発信する「山久保地区活性化組合」は、地元特産品として栽培する青トウガラシ「日光唐辛子」の収穫や新鮮野菜を食べて農業体験をする事業「やまくぼぐらし」を初めて実施する。30日~8月20日の日曜に4回開催。中山間地域活性化のため県もPRなどで支援し、広く参加を呼び掛けている。

 山久保地区は市南部の小来川地区に隣接し、美しい里山に囲まれる。高齢・過疎化が進んでおり、市によると人口は7月現在、20年前より約100人少ない167人となっている。

 同地区を活性化させようと、地元出身の斎藤広美(さいとうひろみ)組合長(61)が脱サラして10年ほど前に同組合を設立。耕作放棄地を自ら耕し、日光唐辛子の栽培・加工販売などに取り組んでいる。

 農業体験は「山久保の良さを肌で感じてもらいたい」と企画し、県上都賀農業振興事務所が協力した。斎藤組合長は「やっと人を呼べるようになってきた。地域性を生かして新しい風を吹かせたい」と話す。