野生鳥獣害対策の専門資格「鳥獣管理士」を認定する一般社団法人鳥獣管理技術協会(会長・杉田昭栄(すぎたしょうえい)宇都宮大教授)は9日までに、全国の大学や専門学校などで行う鳥獣管理の教育プログラムでも鳥獣管理士の受験資格を得られる制度を始めた。

 鳥獣管理士は、2009年に宇都宮大の教員らが設立した同協会が認定する鳥獣管理の国内唯一の専門資格。鳥獣害の被害地で自治体職員や猟友会員などと協力し、対策の当事者となる住民の合意形成を図りながら防除対策を立案したり助言したりする。

 本県では、県が市町を通じて鳥獣害に悩む地域にアドバイザーとして派遣する事業を展開している。

 同協会によると、受験資格となる単位を取得するには従来、宇都宮と東京で開く養成講座の受講か、独自に学習して単位を申請するかの方法があった。

 新たな制度では同協会が認定した教育プログラムを受講、修了すると受験資格を得られる。