SNS流行語大賞2023のTOP10

 2023年にX(旧・ツイッター)で最もつぶやかれたフレーズを決める「SNS流行語大賞2023」が2日までに発表され、大賞は、ダントツで使用頻度が高かった「かわちい」が獲得。TikTok(ティックトック)発祥の言葉で、「かわいい」と同義に使われる。調査元は「今年はテレビやXからだけでなく、TikTokやYouTube(ユーチューブ)などさまざまな媒体を発祥とする流行語が見受けられた」と分析している。

 SNS流行語大賞は、インターネットセキュリティーサービスなどを手がける情報通信業のイー・ガーディアン(東京都港区)が2019年から実施している。調査期間は1月1日~10月31日まで。

 大賞の「かわちい」は、累計で約369万件使われ、次点を180万件以上引き離した。服装のコーディネートをテーマにした動画などを配信するクリエイターのSleepy boyさんが使用したことで認知度が高まり、1990年代半ば以降に生まれた「Z世代」を中心に流行した。

 2位は、任天堂のゲーム「スイカゲーム」。発売は2年前だが、動画投稿サイトで本作を扱った実況動画で人気に火が付いたという。3位は「○○した瞬間、終わったわ」で人気楽曲の歌詞の一部。

 5位にランクインしたのは、38年ぶりの日本一に輝いたプロ野球・阪神にちなむ「アレ」。直接「優勝」と表現せず「アレ」と表現する言い回しが、ファンだけでなく日本中のトレンドになったという。阪神の日本一は栃木県内でも盛り上がりをみせ、ファンでつくる「栃虎會(とちとらかい)」(正式名称・阪神タイガースを応援する栃木県連絡会)が祝勝会を開くなどした。

 イー・ガーディアンのSNS担当によると、今年は一部の媒体に偏らず、さまざまな媒体から流行語が生まれた傾向があった。流行しやすい言葉のポイントは前年同様、「会話での使いやすさ」などが挙げられるという。