東京商工リサーチ宇都宮支店が1日までに発表した10月の県内企業倒産整理状況(負債総額1千万円以上)は、倒産件数が前年同月比4件増の14件、負債総額は42・3%増の19億1千万円だった。

 内訳を見ると、負債額5億円以上10億円未満が1件、1億円以上5億円未満は3件、5千万円以上1億円未満4件、1千万円以上5千万円未満6件。10億円以上の大型倒産は2カ月ぶりになかった。

 業種別は建設業とサービス業他が各3件で、製造業、卸売業、運輸業が各2件などだった。原因は販売不振が11件、他社倒産の余波が3件。形態は破産が13件と目立った。新型コロナウイルス関連は5件。

 倒産件数は9月に続き、二桁となった。同支店は要因として、原材料費高騰などに伴う収益の悪化や運転資金の欠乏、政府が進めた新型コロナ対策の実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済を挙げている。