日本神話を思わせる店員の服装に、埴輪(はにわ)が飾られた店内。いずれも「神話が好き」という店主の井上俊輔(いのうえしゅんすけ)さん(44)の趣味だ。国産の素材を使い、日本人に合った「大和ピザ」を追及している。

 おすすめは、通常の2倍のモッツァレラチーズが乗った「上の白いマルゲリータ」(税込み1480円)。ふっくらとしたピザ生地に、のびが良くクリーミーなチーズやフレッシュなトマトが絶妙に絡む。

 生地の小麦粉は県産の「ゆめかおり」を使用。井上さんが地元産にこだわり選び抜き、生地にすると柔らかさと味のまろやかさが際立つ。

 モッツァレラチーズは岐阜県飛騨高原の産地直送。クリーミーながらさっぱりとしていて、チーズが苦手な人も食べやすい。

 食後は季節のデザートピザ(1680円)も人気。開店当初の客からのヒントがきっかけで出し始め、今では店を代表するメニューになった。

 元々フランス料理のシェフだった井上さんは、薪釜ピッツァにひかれピザ職人に転身。2007年に河合町に出店し、10周年を機に現在の場所に移転した。「今でもピザづくりは難しいが、日々研究する面白さがある」と笑顔を見せた。

 ◆メモ 栃木市大森町435の9。午前11時半~午後3時、午後5時半~10時。ラストオーダーは閉店1時間前。月曜夜、火曜定休。(問)0282・21・8005。