冷水で締めたそばの上にしゃぶしゃぶした豚肉、白ごま、ネギ、刻みのりがたっぷり。それらをピリ辛のつけ汁で食べる「肉盛りラー油そば」(税込み850円)は、残暑でバテ気味という人にお薦めの逸品だ。

 食べると豚肉とそばのうま味が合わさって口の中に広がる。つけ汁に自家製の食べるラー油を加えて好みの辛さに。トッピングの卵(同50円)を加えれば、マイルドな味わいになる。

 県内ではまだ珍しい肉そばだが「そばの新定番にしたい」と店主の金子賢太郎(かねこけんたろう)さん(43)。独自の味を研究し、ことし1月にメニューに加えた。

 やや固めで喉ごしのいい手打ちそばは、もりそば(同600円)でもいける。佐野市内の契約農家のソバを使っている。

 新屋敷は、父誠次(せいじ)さん(故人)が40年前、西方地区から築100年超のわらぶきの古民家を移築して開店した手打ちそばと囲炉裏(いろり)焼きの店。2代目の金子さんは都内の料亭で修業していたが、父が亡くなり22歳で継いだ。

 住宅街にあるが木立に囲まれ、虫の声が響く。金子さんは「古民家の雰囲気を料理とともに味わってもらいたい」と話す。

 ◆メモ 栃木市平井町843の1。午前11時半~午後2時、午後5時半~8時(最終入店)。火曜定休。(問)0282・24・2253。