華やかなロゼに色づいた骨付き肉と、傍らに盛り付けられた地元小山産の旬野菜。食べる前から、その彩りにうっとりする。

 「仔(こ)羊のロースト」(税別2500円)は、バターを回しかけながら焼き上げ、ローズマリーで香り付け。マデラワインベースのソースに絡めて頂く。ほどよい軟らかさで、上品な風味が口の中に広がる。

 この日の野菜はアスパラガス、ゴーヤー、ベビーコーン、カボチャなど夏野菜のソテー。一つ一つの味が濃い。

 フレンチをベースにした料理を展開するオーナーシェフ柴崎哲哉(しばさきてつや)さん(33)は「自分も野菜が好きなので」と、肉料理には必ず5、6種類の地場産野菜を添える。地産地消へのこだわりは、本県を代表するシェフ音羽和紀(おとわかずのり)さんの下で修業した影響だという。

 自慢の前菜パテ・アン・クルート(同1000円)は、小山産豚「おとん」と地鶏「栃木しゃも」のパテのパイ包み焼き。滑らかな口当たりが、丁寧な仕込みを証明している。

 「おいしければ、食事は楽しくなる」と柴崎さん。楽しいごちそうを、どうぞ。

 ◆メモ 小山市東城南4丁目6の2、シャトーグランチェア3号。火曜と第2水曜定休。午前11時半~午後2時半、午後6~10時。(問)0285・38・7775。