幣束を作る神職と八乙女

幣束を作る神職と八乙女

幣束を作る神職と八乙女 幣束を作る神職と八乙女

 【日光】師走を迎えた1日、山内の世界遺産・日光二荒山神社で、家内安全や無病息災を願う新年用の幣束(へいそく)作りが始まった。神職や八乙女(やおとめ)(みこ)が古くから伝わる製法で一つ一つ丁寧に仕上げ、22日の頒布祭までに約1万本を準備する。

 幣束は白、青、赤の3色あり、白は神棚や部屋、青は水場、赤は火を扱う台所などに供える。

 この日は客殿で、神職2人が小づちと特製の刃物で和紙を裁断するなどし、八乙女が切り込みを入れたシノダケに挟み込んで作っていった。

 八乙女の渡辺友美子(わたなべゆみこ)さん(26)は「今年は新型コロナウイルスが5類に引き下げられ、出かける事が増えたと思う。お体や感染症に気をつけて、皆さまが健康で良い新年を迎えられれば」と話した。頒布祭以降、1本200円で販売される。