とちぎ花センター鑑賞大温室で展示しているバニラ

とちぎ花センター産バニラのバニラビーンズ(手前)と、それを使って江森さんが試作したバニラタルト

とちぎ花センター鑑賞大温室で展示しているバニラ
とちぎ花センター産バニラのバニラビーンズ(手前)と、それを使って江森さんが試作したバニラタルト

 【栃木】岩舟町下津原のとちぎ花センターは、展示用に栽培しているバニラの食用化を模索している。今夏は食用として使用するための熟成作業「キュアリング」を初めて本格的に実施し成功。足利市出身で「とちぎ未来大使」のパティシエ江森宏之(えもりひろゆき)さんの協力でスイーツを試作した。国産バニラは珍しいといい、将来的には同センター産バニラを使用したスイーツの施設内のカフェでの提供などを目指す。

 バニラはメキシコなど原産のラン科のつる性多年草。同センターでは5月下旬から9月にかけてが成長期で、クリーム色の花が咲いた後、1ミリ以下の黒色の種が無数に入った緑色のさやを付ける。鑑賞大温室を備える同センターでは、1992年のオープン時からバニラを展示用として育ててきた。近年は来場者に展示と香りを楽しんでもらっていた。