車いすを使った体験で、鍵をくわえて来た介助犬の頭をなでる児童

 【大田原】身体が不自由な人の生活を手助けする介助犬の役割を知ってもらおうと、「がんばれ介助犬! 地域ふれあい活動」が3日、市野沢小で行われ、児童66人が理解を深めた。

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 JA共済連栃木とJAなすのの主催。交通事故被害者の自立支援に向けJA共済連が展開する介助犬育成・普及支援活動の一環で、県内では15回目になる。日本介助犬協会(横浜市)によると、介助犬は全国で68頭、本県には矢板市で活躍する2頭しかいない。

 この日は、同協会の職員2人がPR役を担う介助犬「ハッシュ」(4歳、雄、ゴールデンレトリバー)と共に同校を訪問。盲導犬や聴導犬との違いなどを説明した後、介助犬を主人公にした絵本の読み聞かせを行った。介助犬の仕事の実演も行い、ハッシュが冷蔵庫からペットボトルを取ったり、スマートフォンを探して持ってきたりすると、児童は大きな拍手を送った。

 児童3人が実際に車いすに乗り、鍵を投げてハッシュに拾ってもらう動作を体験。4年大橋絢哉(おおはしじゅんや)君(10)は「ふわふわでかわいかった。介助犬がこんなに役に立つことを初めて知った」と感心していた。