那須塩原市、東京五輪ホストタウン登録 観光、教育波及効果も

那須塩原市、東京五輪ホストタウン登録 観光、教育波及効果も

 那須塩原市が2020年の東京五輪・パラリンピックの「ホストタウン」に県内市町で初めて登録されたことが7日、正式に発表された。待ち望んでいた市をはじめ関係者からは喜びの声が上がった。事前キャンプ誘致へ向けた大きな前進で、実現すれば半世紀ぶりの自国開催五輪を肌で感じられる絶好の機会になる。子どもと海外選手の交流をはじめ、宿泊客の増加も見込まれるなど、波及効果に寄せる期待も大きい。

 板室温泉郷を抱える黒磯観光協会の荻原正寿(おぎわらまさとし)会長は「最高のチャンスを頂いた」と大歓迎。「訪れた観光客に満足してもらい、市の良さを発信してもらえるようにしたい」。来年はJRグループの大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」もあり、塩原温泉観光協会の君島将介(きみしままさゆき)会長も「インバウンド(外国人誘客)とDC、アフターDC後の起爆剤にしたい」と意気込む。

 市内全小中学校は東京五輪・パラリンピックへの参画プログラム「東京2020教育プログラム」実施校に認証されている。大宮司敏夫(だいぐうじとしお)教育長は「ホストタウン登録はスポーツだけでなく、文化芸術の交流をさらに深められる。子どもをはじめ、広く市民が豊かな国際性を養う機会として活用できれば」と期待を寄せる。

 市は事前キャンプ誘致の競技としてトライアスロンに照準を定める。