花火大会をPRする実行委員会のメンバー

谷中湖の湖面を照らした渡良瀬遊水地花火大会=2004年8月

花火大会をPRする実行委員会のメンバー 谷中湖の湖面を照らした渡良瀬遊水地花火大会=2004年8月

 【栃木】渡良瀬遊水地で2005年まで行われた花火大会を復活させようと、市内の住民有志でつくる実行委員会は12月2日、市藤岡渡良瀬運動公園で「第1回渡良瀬遊水地花火大会」を開催する。市内外150の企業や個人事業主が協賛し、冬の遊水地に約1万発の花火が打ち上げられる。大島守夫(おおしまもりお)実行委員長(48)は「遊水地では久しぶりの大規模な花火大会。たくさんの人に見てもらいたい」と来場を呼びかけている。

 花火大会は1~3日まで遊水地周辺で開催される「市・渡良瀬バルーンレース2023」の同時開催イベントとして実施する。

 同実行委や市藤岡地域づくり推進課などによると、渡良瀬遊水地での花火大会は1988年から2005年までの夏季に18回開催され、遊水地内の谷中湖と茨城県古河市の2会場から計約2万発を打ち上げていた。遊水地がある旧藤岡町や群馬県板倉町などでつくる実行委員会が主催していたが、各自治体の財政難などから中止となった。

 今回の花火大会は大島さんら地域住民約50人が実行委を組織して開催する。大島さんは藤岡町商工会青年部長だった20年、新型コロナウイルス禍で外出の機会が減った子どもたちに向けた「シークレット花火」を藤岡地域で初めて開催した。そのころから知人らと構想を練っていたといい、市内外の企業などに協賛を募り、開催が実現した。

 花火は午後7時から約1時間45分、同公園東側の敷地内から打ち上げる。会場内のステージでは午後3時から、キッズダンスなどの音楽イベントも行われる。大島さんは「少しでも地域の子どもたちに喜んでもらえればうれしい」と話している。

 雨天決行。荒天の場合は3日に順延する。(問)実行委事務局(藤岡町商工会内)0282・62・2006。