優勝請負人「得点力で貢献する」 ブレックス・喜多川が入団会見

 B1栃木ブレックスに新加入したフォワード喜多川修平(きたがわしゅうへい)(31)が7日、県庁で入団記者会見を行い、「早くブレックスのユニホームを着てプレーをしたい。持ち味の得点力で勝利に貢献していく」と意気込みを語った。

 入団記者会見に臨んだB1栃木ブレックスの喜多川修平(31)の一問一答は次の通り。

 ◆組織で戦うチーム

 −ブレックスの魅力は。

 「組織で戦うチームで、(対戦相手として)誰か一人を止めれば勝てるというチームではない。そしてファンも一体となって戦っている。栃木のホーム戦はやりづらいなという気持ちでプレーしていた」

 −入団の経緯は。

 「(個人の力ではなく)チーム力が高い方が勝つという思いがあった。その部分でブレックスの方針に共感が持てた。もう一つは、そういうチームで自分がプレーすることで、いま31歳だが、レベルを上げるにはいいチームだと思った」

 −打診はいつ頃。

 「琉球の退団を決めてからいろいろなチームから話がある中で、ブレックスからは優勝の4日後ぐらいに話をもらった。話を聞いた時から『やりたいな』という気持ちが強くなった」

 −他球団からのオファーは何件ぐらいあったか。

 「B2を含めて10チームぐらいから話を受けていた」

 −入団の決め手は。

 「選手としてまだまだ成長したいという気持ちがあった。ブレックスならそれがかなうと思えた」

 ◆自分の役割果たす

 −入団が決まって、今の心境は。

 「本当にわくわくしている。早くユニホームを着て、ブレックスのホームコートで試合をするのが今から楽しみ」

 −昨季(所属した琉球は)ブレックスアリーナでの試合はなかったが、Bリーグでさらに盛り上がったブレアリで、今度はファンを味方につけて試合ができる。

 「試合をする機会はなかったが、映像で見ていても、ものすごい一体感だった。そのコートで生でできるというのは楽しみでしかない」

 −コート上での役割は。

 「シュート力、得点力が期待されていると思う。だがそれだけでなく、しっかり組織として自分の役割を徹底して、シュート以外の部分でも貢献できるようにやっていくことが一番」

 ◆「優勝請負人」として

 −過去所属したアイシン三河、琉球でリーグ優勝を経験している。昨季優勝したブレックスへの入団で、優勝への思い、優勝請負人というような思いは。

 「(アイシン三河での)JBL、NBL、(琉球での)TKbjリーグに所属し、その全てで優勝することができたので、Bリーグでも優勝へ懸ける思いは人一倍強い。簡単なことではないが、連覇するというのはブレックスしか権利を持っていないので、何が何でも取りにいきたい思いがある」

 −退団選手も多い中での入団で、どんなシーズンにしたいか。

 「優勝メンバーの選手たちがいなくなっているという現状があって、(昨季と)比較されることが多くなるとは思うが、自分はしっかりチームの勝利、優勝のために自分のやるべきことを全うしてやっていくだけ」

 −ブレックスで仲の良い選手は。

 「アイシン時代にすごくお世話になっていた竹内(公輔)選手とは今のところ一番連絡を取っている。ブレックスに決まってからも連絡をくれたりして、すごく良くしてもらっている」

 −入団の際に相談などは。

 「こっそり(入団交渉を)進めていたので、相談はしていない」

 −入団が決まってから竹内選手から何か掛けられた言葉は。

 「決まった時に公輔さんに連絡したらすごくびっくりしていた。でもそんなに『一緒にできてうれしい』みたいなことは言っていなかった。そういうタイプの人なので。(竹内と一緒にやっていた時期の)アイシン時代は僕はあまり試合に出ていなくて、公輔さんは主力で出ていた。それで何年か経ってまた一緒にできるというのは僕はすごくうれしい」

 −栃木へのゆかりは。

 「特にはないが、ギョーザが好き。それと、生まれたのは群馬県だったので、雰囲気も似ていて、栃木に住んで5、6日経ったが、住みやすさを感じる」

 ◆23+8=背番号31

 −背番号31について。

 「アイシン時代の背番号が23と8。琉球入団時に、アイシンで得た経験を琉球に還元するという気持ちがあって、今までの番号を足して31をつけた」

 −それを引き続き。

 「自分の経験をチームに還元したい思いは変わらないので、引き続きつけることにした」

 −(アイシンの)社員選手から(琉球移籍で)プロ転身した時の思いがやはり今も強い。

 「はい。社員からプロに変わる時の決断というのは、生きてきた中の重要なポイント。その部分を忘れないようにという思いで31番にしている」

 −30歳を超えてきて、年齢に関する考え方は。

 「ベテランと言われることが多いが、試合に出られるようになったのが26、27歳ぐらいで遅いので若手の感覚でいる。ベテランと言われるのは違和感があって、まだまだ負けないぞという気持ちでやっている」

 −ファンに、自分のどういうところを見てほしいか。

 「持ち味はシュート力のほかに、攻める姿勢や、泥くさいこともする。コート上での、勝利のためにやる仕事という部分を見てほしい」