ポスターを手にする鹿沼商工会議所の片柳伸一会頭

 「かぬまシウマイ」によるまちおこしを進めてきた鹿沼商工会議所は、鹿沼市内で初めての「かぬまシウマイ博覧会」を12月2日、市役所駐車場で開く。市内飲食店が丹精して作ったオリジナルのシューマイを食べ比べできるイベントで、10店が1皿300円で提供する。市内外から人を呼び込み「かぬまシウマイ」の認知度を高め、市の名物として定着を図る狙い。

 「シウマイ弁当」で知られる崎陽軒(横浜市)の初代社長・故野並茂吉(のなみもきち)氏が加園出身という縁で、同商議所は2020年4月からシューマイを活用した活性化に取り組んでいる。

 博覧会は昨年12月、都内で初めて開いた。これまで展示会への出展など県外に向けた催しが多く、地元でのイベント開催を求める声も多数寄せられていた。

 地元初開催となる今回は、宇都宮市の宇都宮城址(じょうし)公園で毎年開かれる「宇都宮餃子(ぎょーざ)祭り」を参考に、鹿沼城跡の市役所駐車場を会場とする。王道のシューマイだけでなく、シューマイを挟んだコッペパンやシューマイ風のシュークリームなど、工夫を凝らしたメニューがめじろ押しだ。

 さまざまなステージ発表もある。鹿沼南高の生徒がシューマイのオリジナルレシピ集を配布するほか、鹿沼商工高の生徒が現在開発中の「いちごシウマイ」の中間報告を行う。富屋特別支援学校鹿沼分校の生徒はシューマイの形などを振り付けで表現する「シウマイダンス」を披露する。

 関東自動車の新たなラッピングバスをはじめとする展示も予定。崎陽軒の展示やFMヨコハマ(横浜市)の生中継など、本場「シウマイのまち」の協力も得た。

 同商議所の担当者は「3年半で多くのつながりが生まれた。みんなで楽しんで次のイベントへ弾みをつけたい」と意気込んでいる。午前10時半〜午後2時半。(問)同商議所0289・65・1111。