路地裏で赤く光るレストランバー「ELMUNDO(エルムンド)」。スペイン語で「世界」を意味する。店内はラテン音楽が陽気に流れ、非日常の別世界へといざなう。

 オーナーのカミロ・カンノさん(51)はキューバ生まれ、佐野市田沼町育ち。21歳から米国、スペインの鉄板焼き店で計7年料理を学んだ。生まれ故郷の料理にこだわりたいと考え、1996年に店を構えた。

 クミンの香りが食欲をそそる「キューバステーキ」(税別1780円)は約200グラムのボリュームだ。赤ワインで仕立てたあめ色タマネギのソースはレモンの酸味がアクセント。脂の甘さと相まって複雑なうま味が広がる。

 「お酒だけでも、食事だけでもいい」とカミロさん。本場のレシピで作るモヒートをはじめ、100種類のカクテルを飲みながら「グリーンバナナのフライ」(580円)や「キャッサバ芋のにんにくソース」(680円)など中南米の料理を味わえる。

 「スタッフはもちろん、何より自分が楽しむ」がカミロさんのモットー。イタリアン、フレンチなどのさまざまな創作料理も提供している。

 ◆メモ 足利市朝倉町3の1の3。午後7時~午前3時。火曜、第3水曜定休。(問)0284・73・2173。