田んぼに囲まれた一本道を通り、林の中にある店舗を散歩道が囲む。「里山ののんびりした雰囲気を満喫してもらい、カフェで休めるように」とオーナーの渡辺悦雄(わたなべえつお)さんが構想を練り、2008年10月にオープンした。

 店内は開放的な雰囲気に包まれる。窓が大きく、外の風景を遮る物がない。オーナーの妻律子(りつこ)さんは「不自然でないきれいさ」を大切にしている。窓に水滴の汚れなどがなく、窓がないかのように錯覚する。自然を感じてもらおうと床の木材もでこぼこを残している。

 看板メニューのうどんは悦雄さんの大好物。こしがあるうどんで、クリームソースやナポリタン風など工夫を凝らす。ソースは自家製で、厳選した食材を使用。新鮮なものを味わってほしいと、当日に仕込んだ分しか提供しない。

 コーヒーにもこだわる。悦雄さんは「コーヒーは味で好き嫌いが分かれる。だからこそ誰でも抵抗なく飲めるようにブレンドを使っている」と話す。

 調理を担当している大島由美(おおしまゆみ)店長(34)は「オーナーのこだわりを大切にして、一つ一つのメニューを丁寧に作っています」と話した。

 ◆メモ 日光市猪倉1961の3。午前11時半~午後5時、ラストオーダー4時半(11~3月はそれぞれ30分繰り上げ)。月曜、第1火曜定休。(問)0288・26・2272。