自動車がせわしなく行き交う内環状南大通り。看板に書かれた「無添加」「安心安全」の文字が目を引く。店名の「Cabochard(カボシャール)」はフランス語で「強情っぱり」。健康を考え抜いたメニューへの思いが伝わってくる。

 ガラス張りのドアを開ければ、店内には落ち着いた雰囲気が漂う。

 厨房(ちゅうぼう)を一人で切り盛りするオーナーシェフの若林京子(わかばやしきょうこ)さん(60)は「料理の基本は調味料と素材と作り手の愛情」と考え、この3点に徹底的にこだわる。新鮮な無農薬野菜や地元産の豚肉、鶏肉など厳選した素材を使い、食品会社「シュガーレディ」の無添加調味料で素材のうまみを生かして味付けする。

 ランチメニューの「日替わりごはんのセット」(デザート、ドリンク付き税込み1200円)はメイン料理を肉か魚で選べ、旬の野菜を取り入れた小鉢なども彩り豊かに並ぶ。夏は夏バテ予防に効く酢の物をメニューに入れるなど、温かな心遣いも欠かさない。

 店では以前、花や雑貨の販売もしていたが、「安心安全な食を提供したい」と2007年にリニューアルオープンした。

 「怒り顔で店に入って来た人でも、出るときには笑顔になる。心と体を元気にする場所でありたい」と若林さん。夜は大人の雰囲気に様変わりし、ダイニングバーとして営業している。

 ◆メモ 大田原市若松町535の1、プロシード越沼1階。ランチは午前11時半~午後2時半(ラストオーダー2時)、ダイニングバーは午後6~10時(ラストオーダー9時)。日曜・祝日定休。(問)0287・24・0024。