宇田貞夫(うださだお)県教育長は5日の定例記者会見で、宇都宮中央女子高の共学化や足利高と足利女子高の統合などを盛り込んだ2018~22年度の第2期県立高校再編計画案を発表した。実施年度はいずれも22年度。足利女子高の敷地内に新たに校舎を整備するなどし、魅力ある学校づくりに取り組む。

 県教委は9~14日、県内7カ所で地区別説明会を開催。パブリックコメントを8月5日まで実施し、秋ごろに計画を決定する。

 宇都宮地区は県立の男子校が1校なのに対し、女子校は2校と募集定員に偏りがあり、是正が求められていた。宇田教育長は同校を選んだ理由に運動場の広さを挙げ、「男女の部活動など、工夫すれば対応できると判断した」と説明した。

 足利高と足利女子高の統合は、両校が立地する安足地区の今後の中卒見込み者の減少率が最も高いことが要因。現状の地区内の全日制高校8校を維持すると、進学校である両校の活力低下が懸念されることから統合の方針を固めた。

 交通の便が良い足利女子高の敷地に新校舎を整備する。在校生は22年度の新校開校に合わせて転学する。足利高の運動場や体育館も部活動などで利用する。

 足利高・足利女子高と宇都宮中央女子高は統合や共学化に合わせて単位制を導入する。大学進学を目指す生徒が多いこれらの高校で、発展的な学習内容の科目などを開設。加配教員を配置し、進学に重点を置いた特色化を図る。