ライチョウひな3羽ふ化 那須どうぶつ王国、人工繁殖事業

 国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む那須町大島の那須どうぶつ王国(佐藤哲也(さとうてつや)園長)は5日、5個の卵から3羽がふ化したと発表した。残り2個はふ化しなかった。

 3羽は4日夜から5日未明にかけて生まれた。体重は16・4グラム~18グラムで体長は6センチほど。性別はまだ分からない。同園によると、3羽とも元気にしているという。

 5日にふ卵室から育雛(す)室の育雛箱に移動させた。ふ化後2週間程度は、特に体調を崩しやすいため、注意深く飼育や観察を行っていく。エサは野草や昆虫などを与えていくという。

 順調にいけば、秋ごろには親と同じ程度の体長40センチ、体重400~500グラムに成長する見込み。