技能五輪に向け特訓開始 建築大工の部出場の3人 鹿沼共同高等産業技術学校

 【鹿沼】本県で11月下旬に開催される技能五輪全国大会に向け、本県代表として建築大工部門に出場する注文木造住宅の木の花ホーム(栃木市)に勤務する男性社員3人の特訓が4日、上石川の鹿沼共同高等産業技術学校で始まった。同校の指導員4人が「ものづくりの後継者を育てたい」「地元開催だけに好成績を残してほしい」と立ち上がった。3人は展開図の作製や木組みなど、本番を想定した訓練に11月まで励む。

 建築大工部門には県内予選を経た13人が本県代表に選ばれている。同校での特訓には、昨年の全国大会に出場経験のある坂田拓也(さかたたくや)さん(21)=壬生町北小林=と筑井智紀(つくいとものり)さん(22)=鹿沼市北赤塚町、初出場の福田智博(ふくだともひろ)さん(20)=栃木市湊町。坂田さんと筑井さんが同校で学んだことから“特待生”となった。

 大会は課題作品を2日間、11時間45分内で展開図と実物を仕上げる。今大会の課題は2カ月前に発表されるため、当面は昨年の山形大会など過去のテーマに取り組み、難解な木組みに挑戦。写真を見て平面図や展開図の作製、そして木組みと続く。今回の課題が示された後は、本番で提出する展開図を正確に書く実戦練習が待っている。

 指導に当たるのは、県技能士会連合会の小林俊明(こばやしとしあき)会長(69)のほか、高橋辰巳(たかはしたつみ)さん(76)、戸室忠夫(とむろただお)さん(63)、石川治(いしかわおさむ)さん(57)の栃木マイスター3人。