積水化学工業の完全子会社、積水テクノ成型(東京都港区、出原幹也(いではらみきや)社長)は4日、宇都宮市平出工業団地に栃木工場を2018年4月に開設する、と発表した。自動車内外装樹脂部品、物流コンテナなどを製造する東日本初の生産拠点で、シャープを主な取引先として部品を供給してきた関東伊丹電機(宇都宮市平出工業団地)のプラスチック成型部門の工場や設備などの事業譲渡を受け、整備する。

 積水テクノ成型は、車両部品事業としてバンパーなどの外装品、コンソールボックスなどの内装品といった樹脂製品の開発、設計、生産までを一貫して行っている。奈良、三重、愛知の3工場のうち、車両部品は三重、愛知で生産し、中京地区の自動車メーカー向けに供給。栃木工場開設では自動車の軽量化による燃費向上や低コスト化のニーズに対応し、樹脂部品の東日本での販売拡大を目指す。