7連覇狙う作新、挑むライバル 高校野球栃木大会、7日開幕

 第99回全国高校野球選手権栃木大会は7日、県営球場で開幕する。今年は62校61チームが甲子園出場を懸け、23日までの延べ12日間にわたって熱戦を繰り広げる。昨夏の全国王者・作新が前人未到の7連覇を果たすのか、第1シードの白鴎足利を筆頭としたライバル校が栄冠をつかむのか。ブロックごとに展望する。

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■白鴎足利・栃工のブロック

 春を制した白鴎足利が総合力でリードする。

 本格派左腕の北浦竜次(きたうらりゅうじ)と右の仁見颯人(ひとみはやと)を擁し、投手陣は安定。益子太壱(ましこたいち)らを中軸に据える打線も強力。昨秋8強の宇短大付との初戦で勢いに乗れるか。

 シード栃工は昨夏2回戦で惜敗した黒磯との再戦。開幕カードの足利と足工は互いの特徴を知り、ミスなく試合を進められるかが鍵となりそう。

 3大会ぶりノーシードで臨む文星付は主軸の藤野孝介(ふじのこうすけ)ら選手の能力は高い。春は1回戦で作新に大敗しているだけに意地を見せたい。

■作新・矢板中央のブロック

 7連覇を目指す作新の優位は動かず、矢板中央が追う構図だ。

 作新は右の篠原聖弥(しのはらせいや)が左主戦の大関秀太郎(おおぜきしゅうたろう)と並ぶ柱に成長し、投手力の底上げが図れた。中軸の鈴木萌斗(すずきもえと)は俊足巧打で守備範囲も広い。

 矢板中央は強力打線を擁し、特に主砲の田鎖颯(たぐさりそう)には長打力がある。宇工は遊撃手の山崎晃太(やまざきこうた)が攻守の要。昨夏メンバーが多く残り、作新との初戦は屈指の好カード。

 12年ぶり夏の甲子園を目指す宇南は鈴木優之介(すずきゆうのすけ)、小山西は佐藤唯(さとうゆい)とそれぞれエースを中心に上位進出を伺う。