ふるさと納税、栃木県内は14億円 2016年度 最多は那須塩原市の2億2560万円

 2016年度の「ふるさと納税」による県と県内25市町への寄付は計4万9216件で総額14億1851万円に上ったことが4日、総務省の発表で分かった。前年度比18%増で、3年連続の増加。最も多かったのは那須塩原市の2億2560万円だった。

 15年度より金額が増えたのは17自治体。自治体が寄付のお礼として贈る返礼品の充実に加え、インターネットでの簡易な手続きが定着したことなどが要因とみられる。

 那須塩原市のほか、那須町(2億389万円)、矢板市(1億7501万円)、大田原市(1億4984万円)、日光市(1億1433万円)、壬生町(1億927万円)の順に多かった。1億円を超えたのは15年度より二つ増え6自治体だった。

 初めて県内最高額となった那須塩原市は15年度より65%増加した。経費などを差し引いても半額以上が税収となり、担当者は「大変有り難い。返礼品代も地元業者に還元され、販路が広がっている」と喜ぶ。過熱する返礼品競争が問題となっているが、「返礼品は華美にならないようにしている。引き続き総務省の基準を超えず、那須塩原らしい特産品を提供したい」と話した。