川治小中学校の跡地、公園に 日光市方針

 【日光】児童生徒数減少で2010年3月に廃校となった川治小中学校の跡地利用について、市執行部は4日の市議会議員全員協議会で公園として再整備する方針を明らかにした。合併特例債を含む総事業費約2億円をかけ、総面積約1万7千平方メートルのうち主に両校が共有した校庭など約7千平方メートルを再活用する。市議会9月定例会に補正予算案を提出し、早ければ11月ごろ両校校舎の解体に着手、21年3月までに全工事完了を目指す。

 地元住民が防犯巡回や草刈りなど管理に努めるが、校舎の老朽化や度重なる不審者の侵入が問題となり、検討委は再度協議。16年7月に「両校舎と旧職員住宅の解体」と「グラウンドゴルフができる芝生の公園に整備」を求める要望書を斎藤市長に提出した。市は受諾し、ほぼ要望通り、7年越しに再利用される見通しとなった。

 公園には子どもが遊べる新たな遊具も設置する方針で、旧職員住宅と川治中の解体跡地の一部には駐車場が整備される予定。土砂災害警戒区域と隣接する校庭東側には、土砂の防護ネット設置や植物の植栽などを検討し、安全策を講じる。