獨協医大、日光医療センター移転へ 日光産業団地が有力

獨協医大、日光医療センター移転へ 日光産業団地が有力

 獨協医大(壬生町北小林)が日光市高徳で運営する「獨協医大日光医療センター」(199床)を移転する方向で検討していることが3日、分かった。関係者によると、県土地開発公社と日光市が造成した同市土沢、森友両地区にまたがる日光産業団地が最有力候補という。現在分譲中の約10・6ヘクタール全てを購入する構想で、ヘリコプターの離着陸場や職員寮などの整備も検討している。移転後も現在地に一部の診療機能などを残す見通し。

 同センターは2006年4月、珪肺(けいはい)労災病院を獨協医大が引き継ぎオープンした。地域医療の基幹病院として診療体制を徐々に拡充。16年に災害拠点病院と災害派遣医療チーム指定病院に指定され、17年1月には外来新規患者数が6万人を達成している。

 しかし同センター前には東武鬼怒川線が通っており、救急車両が電車の通過待ちをすることがある。駐車場も慢性的に不足しており、患者搬送用ヘリコプターの離着陸場は南約500メートルにある市営公園を活用しているのが現状だ。