今年製作した竹の花入れを持つ星さん

 【那珂川】北向田(むかだ)、左官業星肇(ほしはじめ)さん(62)は自宅隣の作業場で雑貨を手作りし、地域のお年寄りに贈る活動を3年前から続けている。他界した両親が生きていれば敬老会に参加する年齢を迎えていたことから、「親孝行のつもりで始めた」という。ゴルフクラブのつえや竹を使った花入れなど贈り物はさまざま。「これからもお年寄りに喜ばれる物を作りたい」と意欲を見せる。

 星さんは約40年前に46歳だった父親を、約20年前に62歳だった母親を病気で亡くした。大工だった父親が残した工具を使い、15年ほど前から趣味で木の彫刻や竹細工などを作り始めた。

 これまでは地元の自治会などに寄贈してきたが、「長生きしてほしい」との思いを込め、地域のお年寄りへの贈り物も手掛けることにした。