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踏切事故に遭ったとみられる車両

 20日午後2時27分ごろ、小山市間々田のJR宇都宮線の踏切で、栃木市、塾講師女性(65)の乗用車と宇都宮発逗子行きの普通電車が衝突した。午後10時49分現在、宇都宮-東京駅間の下り線に遅れが出ている。

 JR東日本によると、現場となった踏切の名称は佐野街道踏切。事故の影響でJR宇都宮線の上下線と湘南新宿ラインの一部区間で運転を見合わせた。自動車の撤去や復旧作業を終え、午後4時17分に運転を再開。再開後も大幅にダイヤは乱れ、区間運休のほか、最大約1時間15分の遅れがあり、約5千人に影響した。列車の乗客と乗務員にけがはなかったという。

 小山署によると、乗用車は電車の左側面に衝突した。運転していた女性は胸に軽いけがをし、同乗者2人にけがはなかった。

 宇都宮線では、一時中止していた東海道線への直通運転を再開している。