県教委は30日、4月に行った全員参加方式の県版学力テスト「とちぎっ子学習状況調査」の結果速報を発表した。調査は小学4、5年生、中学2年生で実施。平均正答率は11教科中6教科で前年度の調査を下回った。なかでも小学4年の算数、理科、中学2年の社会は2年連続で前回よりも低い正答率となった。

 同調査は今回で4回目。県内公立の小学校371校、中学校162校の計533校で、5万490人が参加。小学校は国・算・理の3教科、中学校は国・社・数・理・英の5教科で、前学年までの学習内容を出題範囲とし、過去の調査結果の課題を踏まえて出題した。

 各教科の思考力などを問う「思考・判断・表現」の正答率は8教科が前年度を下回った。県教委は結果について「単純比較はできない」とした上で、「思考・判断・表現の部分はまだまだ課題がある」としている。一方「基礎・基本」は6教科で前年度より低い結果となったものの「比較的身についている」とした。