観光客などの利用者が自分のいる場所をうまく伝えられなくてもスマートフォンのアプリでタクシーを呼ぶことができる配車システムを、日光市のタクシー6社が7月1日から、共同で運用を開始する。同システムは県内では宇都宮市、鹿沼市、那須塩原市などのファーストタクシーグループ、足利市の足利タクシーが既に導入しているが、同じ地区で複数の社で共同運用するのは珍しいという。

 導入するのは日光交通(相生町)、三英自動車(石屋町)、日光線通運(平ケ崎)、今市タクシー(今市)、鬼怒川タクシー(鬼怒川温泉滝)、川治観光タクシー(川治温泉川治)。日光市にある10社のうち日光、今市、鬼怒川・川治温泉3地区の6社で、計103台。

 これまで観光客の中にはタクシーを呼ぶにもタクシー会社が分からなかったり、自分のいる場所をうまく説明できなかったりすることがよくあったという。

 システムは、タクシー大手、日本交通(東京都)の情報処理サービス会社が開発した「全国タクシー」。利用者がスマホのアプリから「今すぐ呼ぶ」をタッチすると、タクシー会社には衛星利用測位システム(GPS)により、利用者の位置が表示される。