坂井文彦埼玉国際頭痛センター長

坂井文彦埼玉国際頭痛センター長

 たかが頭痛、されど頭痛-。なんとなく続く頭痛に悩みながらも「病院に行くほどではない」と市販の鎮痛剤でやり過ごしている人は少なくない。しかし、宇都宮市内で先月開かれた公開講座で講師を務めた坂井文彦(さかいふみひこ)埼玉国際頭痛センター長は「頭痛は生活への支障、健康寿命の短縮、生産性の低下にもつながる」と強調。正しく向き合うことを勧める。

 見逃してはならないのが、危険な頭痛。例えば脳腫瘍の場合、徐々に痛みが増して吐き気をもよおす。くも膜下出血では、経験したことのないような痛みが起こるという。「ふらふらして歩きにくい」「ろれつが回らない」など頭痛以外の症状がある場合は、他の病気の症状として頭痛が起こっている可能性があるため、病院へ行った方がいい。

 こうした頭痛とは異なり、「頭痛そのものが病気」なのが慢性頭痛だ