田んぼに飛来したオオハクチョウ

 【大田原】黒羽地区の休耕田に「冬の使者」ハクチョウが飛来し、地域住民を驚かせている。飛来地として知られる羽田の羽田沼で、越冬したもののシベリアに帰れず県に一時保護された一羽が9月上旬から同沼周辺に現れなくなっており、このハクチョウの可能性が高い。約10キロの距離を移動してきたとみられる。

 Web写真館に別カットの写真

 県自然環境課によると種類はオオハクチョウ。近隣の農業男性(75)の話ではやって来たのは5日ほど前で、1日は休耕田と隣の稲刈り後の田んぼの水たまりを行き来しながら餌をついばんでいた。男性は「台風でどうなるかと思ったが飛んでいかなかった。静かに見守りたいね」と話した。

 「羽田沼白鳥を守る会」の長嶋昭夫(ながしまあきお)会長(58)は「ハクチョウが飛来するのは早くても今月下旬なので、いなくなったハクチョウにおそらく間違いない。黒羽方面に飛んでいったと聞いたので、探していた。生きていて良かった。沼に戻す方法を考えたい」と話した。