LRTが走る町、VRで再現 宇都宮大など制作

 【宇都宮】宇都宮大都市計画研究室は、次世代型路面電車(LRT)と併走する自動車運転者の目線からLRTを見る仮想現実(VR)を制作した。VRは2分間で、日曜日の午後3~4時の間、陽東3丁目の停留場から陽東6丁目のベルモールまで約800メートルを車が時速50キロで走行する場面を再現した。LRTが走行している道路空間を体験してもらうことが目的で、交差点や信号を配し、現実感を重視した。

 市LRT整備室協働広報室は、7月1~4日に宮園町の東武宇都宮百貨店で開くオープンハウスでVR体験会(無料)を開く予定だ。

 VR用眼鏡を装着すると、目の前に走行する世界が現れ、仮想世界に入る。LRTは運転席右側の軌道を走行。停留場から鬼怒通りを東進する。陽東桜通りとの交差点では、LRTは鬼怒通りを東進してベルモール前の停留場を通過、清原工業団地方面に向かう。

 車は、右折の信号待ちをしている時に同団地方面から西進するLRTとすれ違う。その後、後続のLRTを後方に見ながら右折する−といった内容。このVRを活用すると、LRT導入後の交通状況が体験できるという。

 宇都宮まちづくり推進機構、リコージャパン栃木支社との共同研究で制作に約1年かけた。