県内の大学入試で紙の願書ではなく、インターネットから出願できる大学が増えている。2019年4月の入学者を選抜する試験では、県内10大学のうち新たに導入する宇都宮大や獨協医大など3校を含め、計6大学で実施する。旺文社教育情報センター(東京都)によると、ネット出願を導入する大学数は全国的に増加傾向にあるといい、「願書請求の手間が省けるなど受験生の利便性向上が図れるほか、大学側もコストダウンを見込める」と分析している。

 ネット出願は願書の取り寄せが不要で、各大学の専用サイトにある申し込みフォームに志望学科や氏名など必要事項を入力。作成した出願票や調査書を送付して出願完了となる。

 24時間申し込める点や受験料をコンビニやクレジットカードで支払える点などがメリットとして挙げられる。各大学はネット環境がない受験生が受験できない事態にならないように事前の相談を呼び掛けている。

 大学にとっても手書きの願書データ入力や記入漏れのチェックなど人件費を省ける。またネット出願に完全移行すれば紙の願書の製作費も削減できる。