全国の語り部が集った語りの祭り

 【那須】全国の語り部が集う2年に1度の祭典「第14回全日本語りの祭りin那須高原」が30日、湯本のホテルサンバレー那須で始まった。オープニングの全体会では、町子どもかたりべクラブの児童生徒らが「九尾の狐(きつね)」などの語りを通じて那須を紹介したほか、本県の昔話にまつわる講演や民話の語りなどが行われた。祭りは3日間の日程で、お国言葉での語りや紙芝居などが行われる分科会を通じ、語る喜び、聞く楽しみを分かち合う。

 NPO法人全日本語りネットワーク(東京)主催で、本県での開催は初めて。全国から約300人の語り部が参加している。

 全体会では、同祭り那須実行委の委員長で、語り部講師の斎藤留美子(さいとうるみこ)さん(70)の手ほどきを受けた町内の小中学生が、九尾の狐のほか「お題目石と喰初寺」「鹿の湯物語」「さざれ石」「那須余一宗隆」の四つの題目を披露した。