花魁など華やかな衣装に身を包んだ外国人=30日午後、栃木市万町

 栃木市ゆかりの浮世絵師喜多川歌麿(きたがわうたまろ)にちなみ、花魁(おいらん)などに扮(ふん)して練り歩く「歌麿道中」を外国人が演じる「外国人の歌麿道中」が30日、同市内のホテルで初めて行われた。台風24号の影響で屋外から屋内での開催に変更されたが、あでやかな姿が会場を彩った。

 Web写真館に別カットの写真

 歌麿道中は、市に滞在したとされる歌麿と市の深い縁をPRしようと毎年行われている「歌麿まつり」の目玉。江戸文化に触れることで、外国人に歌麿と市の関係を海外にも発信してもらおうと企画した。

 7カ国14人の演者は、三味線の演奏の中、一歩一歩集中しながら歩を進めていた。スマートフォンのカメラで互いに写真を撮り合う姿も見られた。このほか、十数人が着物での行列などを体験した。

 花魁役を演じたパラグアイ出身、小山市在住のリベラス・ガブリエラさん(25)は「感動した。うまく歩けてうれしい」と笑顔を見せた。

 「歌麿まつり」は29日から開催中。通常の歌麿道中は13日、市中心部の巴波(うずま)川などで行われる。