日光市「雑がみ回収袋」配布へ リサイクル促進、栃木県内で初

 【日光】1人1日当たりのごみ排出量が県内最多の市は、ごみの減量化や古紙リサイクルなどを促進するため、26日から本格的に行政センター窓口や自治会を通じて「雑がみ回収袋」を市民に配布する。紙類の資源回収率を高めることで、市内のごみ総量を減らす。来年4月から始まるごみ排出の有料化と併せて取り組み、相乗効果を図るのが狙い。県内自治体が紙類専用回収袋を製作するのは初めて。

 斎藤文夫(さいとうふみお)市長が23日、定例記者会見で明らかにした。市廃棄物対策課によると、県外では埼玉県所沢市や愛知県田原市などでも導入されているという。

 回収袋はリサイクル紙を活用した縦40センチ、横32センチ、奥行き12センチ。予算120万円をかけて4万袋を製作した。包装紙やはがき、メモ用紙などを保管するのが主な目的。月1度のごみステーションへの古紙回収日には、中身を別の紙袋に入れて出すことを勧めている。

 2015年度に環境省が実施した「容器包装廃棄物の使用・排出実態調査」によると、一般家庭が出すごみ総量(湿重量比率)のうち33%が紙類とされる。