藤原の鬼怒川公園で開かれた29日に始まった月あかり花回廊

 【日光】秋の鬼怒川温泉街の夜を彩る恒例イベント「月あかり花回廊 第9章」(同実行委員会主催)が29日、藤原の鬼怒川公園で始まった。初日は雨が降る中、県内外から多くの観光客らが訪れ、幻想的な雰囲気に酔いしれた。10月8日まで。

 2009年の「序章」も含めて10回目。ライトアップされた和傘は、木々の合間や小径の周りに数多く設置。色とりどりの模様が闇夜に浮かび上がり、会場を柔らかな「あかり」で包み込んでいる。

 また今回は、宇都宮市の和紙あかり作家鎌田泰二(かまたたいじ)さん(72)が東武鬼怒川線のSL「大樹(たいじゅ)」をモデルに作った「大樹の灯(あか)り」が会場内に登場。全長170センチ、高さ70センチ、幅55センチの堂々たる“車体”から美しい光を放っている。

 福島県いわき市小名浜、会社員川里栞(かわさとしおり)さん(21)は「サイトを見て日帰りで来ました。光を使ったアートは感動的でした」と話した。

 台風で30日は中止。10月1日からは通常通り開催。ライトアップは午後6~9時半。(問)同実行委事務局0288・22・1525。