連勝続く「藤井効果」、栃木県内も拡大 将棋盤、入門書の売り上げ伸びる 

 将棋の最年少棋士、藤井聡太(ふじいそうた)四段(14)が公式戦連勝記録を歴代最多に並ぶ28に伸ばす活躍を続ける中、県内でも子ども用の将棋盤や、将棋の入門書の売り上げが伸びるなど、将棋人気が広がりを見せている。

 東武宇都宮百貨店の玩具コーナーでは連勝記録の伸びとともに、藤井四段が幼少期に使っていた、駒に動かし方が書いてある子ども向け将棋盤「NEWスタディ将棋」(くもん出版)の売り上げが増加。ここ1カ月は入荷待ちとなっていた。

 22日に3個再入荷したところ、すぐに1個が売れた。同店の広報担当は「以前は半年に1個売れるかどうかというような商品だったのに」と藤井効果に驚いている。折り畳み式の簡易将棋盤も売れ行きを伸ばしているという。

 落合書店宝木店(宇都宮市宝木町)でも1カ月ほど前から、子ども向けに書かれた将棋の入門書の売り上げが目立つようになった。同店の担当者は「多い時は1日に2、3冊売れることもある」と話す。

 宇都宮将棋センター(宇都宮市御幸ケ原町)では5月末に約60人だった登録者が、22日までの1カ月弱で70人まで増えた。現在も体験教室などの問い合わせが相次いでいる。