マツクイムシ被害防止で薬剤散布作業 那須街道のアカマツ保全へ 那須

 【那須】貴重なアカマツを松くい虫被害から守ろうと林野庁の塩那森林管理署(高木鉄哉(たかぎてつや)署長)は22日、那須街道沿いの国有林で松くい虫防除薬剤の散布作業を行った。

 同管理署によると、1983年時点で約2万本あった同街道沿いのアカマツは現在、半数以下の約9千本に減少。マツノマダラカミキリによって運ばれた「マツ材線虫」が木の中に入り込み、感染病を広げマツを枯死させていることが原因という。

 被害を食い止めるため同管理署は毎年、カミキリムシが羽化するこの時期に駆除作業を実施。今回は午前4時から噴霧器などを載せた作業車約10台を動かし、約40ヘクタール、延長約2・6キロの範囲に薬剤を散布した。