夏は目前、よしず作りピーク 小山 材料は渡良瀬遊水地産【動画】

夏は目前、よしず作りピーク 小山 材料は渡良瀬遊水地産【動画】

 本格的な猛暑の訪れを前に、小山市下生井、池貝正一商店では、夏の風物詩「よしず」作りが最盛期を迎えている。渡良瀬遊水地で育った良質のヨシを編み上げる伝統の技。池貝孝雄(いけがいたかお)代表(62)ら親子三代が作業に励む。

 3月のヨシ焼きまでに刈り取った長さ約5メートル以内のヨシを使い、丹精込めて作るよしず。大切に扱えば約10年は長持ちし、つくる日陰は気温を2度ほど下げるという。同市では、昨年までに全小中学校や市役所に配置している。

 真夏を思わせる強い日差しが降り注いだ20日も、仕事場で汗を流す4人。孝雄さんと長男清隆(きよたか)さん(34)、次男将大(まさひろ)さん(30)の3人が皮をむき、長さ1・8~3・6メートルに切りそろえる。長さごとに分けられたヨシは、父の正一(まさいち)さん(89)が一本ずつ機械に通し、しゅろ縄で編み込む。

 「遊水地産100%のよしずで自然の涼しさを、一度体感してほしい」と孝雄さん。繁忙期は7月まで続き、よしずは県内外へ出荷される。(問)同店0280・55・1078。