神水を分け与えられる参列者ら

参列者に神水を分け与える中麿宮司(右)ら

神水を分け与えられる参列者ら 参列者に神水を分け与える中麿宮司(右)ら

 【日光】日本酒やみそなど醸造物の良い出来を願う「祈醸祭」が18日、山内の世界遺産・日光二荒山神社で行われた。新酒の仕込み時季を迎え、県内の醸造家らが同神社に祭る醸造の祖神「二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)」に祈りをささげた。

 法被姿の醸造家ら約30人が参列。拝殿で行われた神事で作業の安全や良質な出来などを祈願した。その後、境内の有料拝観エリア「神苑(しんえん)」にある「二荒霊泉」へ移動し、中麿輝美(なかまろてるみ)宮司がひしゃくですくった神水を小瓶に入れ、参列者に分け与えた。

 県酒造組合の尾崎宗範(おざきむねのり)会長(63)は「朝晩涼しくなり仕込みの時季も本格化し、寒さとともに身が引き締まる思い。皆さまには楽しくお酒を飲んでもらえることが一番」と話した。

 同神社は春に醸造物の出来に感謝する「報醸祭」も行っている。