土木学会選奨土木遺産に認定された「鬼怒川発電所 黒部ダム」(背面)

 【日光】全国の貴重な土木構造物を顕彰している公益社団法人「土木学会」(東京都新宿区)は本年度の学会選奨土木遺産に日蔭、「鬼怒川発電所 黒部ダム」を認定したと28日、発表した。大正期に建造された日本初の発電用重力式コンクリートダムで、「近代化をけん引した土木技術の精華を伝え、湾曲線が壮麗・重厚」などと評価した。県内の認定は15件目。

 同学会は、貴重な土木構造物の保存や社会へのアピール、まちづくりへの活用を目的に、2000年に「土木学会選奨土木遺産」の認定制度を創設した。全国では本年度、本県分を含めて24件を認定し、総数は394件となった。