【那須塩原】高齢の運転者による重大事故が相次ぐ中、運転免許証の自主返納者支援策として市は7月18日から、市内を走るバスやタクシーの共通乗車券(2万800円分)を交付する。有効期限は交付から1年以内で、2年目以降も新たに交付する方針。主な対象となる高齢者に自家用車から公共交通利用への転換を促し、事故の減少を目指す。

 市生活課によると、2016年に65歳以上の高齢者が関係した市内の交通事故の割合は35・8%で、「高齢者が絡む割合が年々多くなっている」という。那須塩原署によると、16年の市内の自主返納者数は237人。17年は今月14日現在で既に141人に上るなど増加傾向を示し、大半が65歳以上の高齢者だという。