【足利】市議会一般質問初日の16日、4人が質問した。市執行部は(1)空き家の有効活用に向け「空き家バンク」制度を実施する(2)小中学校でがんへの理解を深める教育を推進する−などと答えた。質問者は荻原久雄(おぎわらひさお)(あしかが未来倶楽部(くらぶ))、酉田智男(とりたともお)(自民党議員会)、大島綾(おおしまあや)、冨永悦子(とみながえつこ)(公明党議員会)の各氏。

 ■空き家バンク活用

 人口減少に伴い増加が予想される空き家対策として、市は本年度から建築指導課内に専門の担当を新設し、対策計画を策定する。その上で、空き家の利活用促進に向け所有者と使いたい人をつなぐ空き家バンク制度の活用を決めた。

 和泉(いずみ)聡(さとし)市長は「宅地建物取引業協会などと連携しながら、空き家の流通を促進させるとともに移住・定住促進の方策の一つとして進めていく」と述べた。酉田氏が質問した。

 ■がん教育推進

 文部科学省の次期学習指導要領では、中学校の保健体育でがんについて取り扱うと明記されたが、市教委は指導要領に先駆けてがん教育を推進する。小中学校に国や県、市の教材を提供するとともに、各学校の状況に応じて医師や保健師など外部講師を派遣した授業なども進める。

 若井祐平(わかいゆうへい)教育長は「医師会など関係機関と連携しながら、質の高い教育を目指す」と強調した。大島氏が質問した。