栃木県ゆかり画人の山水画など38点 企画展「山水づくし鳥づくし」 宇都宮の上野記念館

 本県ゆかりの画人の山水画を中心に紹介する企画展「山水づくし鳥づくし」が30日まで、宇都宮市昭和2丁目の上野記念館で開かれている。現那須塩原市出身の高久靄厓(たかくあいがい)(1796~1843年)をはじめ、山水画の名手たちが描いた雄大な自然風景が広がる。今年のえとにちなんで鳥が描かれた作品も併せて38点を展示している。

 山水画の起源は中国・宋代にさかのぼる。会場では、自然を創造的に再現した中国山水画の流れをくむ日本の山水画を紹介。江戸時代から昭和までの名品が集まっている。

 靄厓のほか、足利市ゆかりの田崎草雲(たざきそううん)(1815~98年)、日光市出身の小杉放菴(こすぎほうあん)(1881~1964年)、旧黒羽町生まれの石川寒巌(いしかわかんがん)(1890~1936年)らの作品が並ぶ。山や岩、木々の姿など自然の風景が丹念に描かれている。

 (問)同館028・625・5905。