17回連続無失点の松倉亮太(佐野日大)

投打の柱としてチームを引っ張る小林陽心(宇工)

勝負強い打撃を見せる石井巧(作新)

4番、捕手としてチームをけん引する浅野空我(文星付)

17回連続無失点の松倉亮太(佐野日大) 投打の柱としてチームを引っ張る小林陽心(宇工) 勝負強い打撃を見せる石井巧(作新) 4番、捕手としてチームをけん引する浅野空我(文星付)

 来春のセンバツ甲子園につながる第71回秋季県高校野球大会(県高野連主催、下野新聞社など後援)は29日午前9時から、清原球場で準決勝2試合を行い、10月20日から山梨県甲府市で開催される関東大会に出場する2校が決まる。第1試合では今夏8強の佐野日大と同4強の宇工が激突。第2試合では夏春連続の甲子園出場を目指す作新に文星付が挑む。4チームの準々決勝までの戦いぶりを振り返り、準決勝の行方を展望した。

■佐野日大vs宇工

 実力伯仲の2校が激突する好カード。両チームとも投手に安定感があり接戦が予想される。

 佐野日大のチーム防御率は脅威の0・00。投手陣をけん引するのが主戦右腕の松倉亮太(まつくらりょうた)だ。外角のきわどいコースを突く制球力が光り初戦から17回を投げ無失点。四死球もわずか3と隙がない。

 宇工は主戦右腕小林陽心(こばやしはると)が安定。準決勝まで3試合を一人で投げ抜き26回で防御率1・38、四死球5。伸びのある直球にスライダー、チェンジアップと変化球も切れ、連打を許さない。

■作新vs文星付

 総合力に勝る作新に粘りの文星付が挑む。

 作新はここまでベンチ入りメンバー20人中19人が出場。試行錯誤を続けながらも順当に勝ち上がってきた。

 投手陣は計6人が登板し、チーム防御率1・08。初戦で8回1失点の右主戦林勇成(はやしゆうせい)、変化球の切れる左腕小野寺颯太(おのでらそうた)ら駒がそろう。

 3戦連続逆転勝ちで勢いに乗る文星付は勝負どころでの集中力の高さが武器。走者を置いた場面で主砲浅野空我(あさのくうが)、ともに打率4割6分7厘と好調の5番角田祥太郎(かくたしょうたろう)、7番笠原球斗(かさはらきゅうと)に回したい。